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予防歯科について

「虫歯や歯周病になりたくない」
「治療しても、すぐに虫歯ができてしまう」
「できるだけ長く、自分の歯を使い続けたい」
「最近、口臭が気になる」

…などでお悩みの方には、予防歯科プログラムをおススメします。

予防歯科とは

グラフ予防歯科とは文字通り、お口の中の病気を防ぎ、自分の歯をいつまでも健康に保ち続けるために行うプロによるケアのこと。

悪くなってから、歯を削ったり、詰めたり、作り直したりするのではなく、
いつまでも快適に自分の歯を使い続けたいと願う人が増えることで、予防歯科を受ける人は年々、増加しています。

お口の中のトラブルは大きく「虫歯」「歯周病」、そして「その他」の3つに分けることができます。
そして実に90%近くの人が、「虫歯」と「歯周病」によって自分の歯を失っているのです。

逆に言うと、虫歯と歯周病にさえならなければ、生涯、快適に自分の歯を使い続けることができるということ。
そのため予防歯科では、「虫歯」と「歯周病」を防ぐことを中心に行われます。

予防歯科で未来が変わる!?

グラフ2全ての世代を通してみると、歯を失う理由の第一位は
「歯周病」ですが、統計を見ると、50代以下では、
「虫歯」で自分の歯を失っている人が一番多いことがわかります。

「虫歯で歯を失う」と聞いて、不思議に思った人も
多いのではないでしょうか?

ほとんどの人は、歯を抜かなければいけないような虫歯に
なる前に歯医者さんに行きますから、虫歯で歯を失うなんて…と
思って当然です。
でも実は、その虫歯治療こそが、歯を失わせる原因に
なっているのです。


虫歯になると、虫歯菌に浸食された部分を丁寧に削り取り、虫歯が小さな場合は詰め物を、大きな場合は被せ物をして治療します。
この被せ物や詰め物を歯に接着する物質は、年齢とともに溶け出してしまいます。
溶け出してできた隙間に虫歯(二次虫歯)ができ、少しずつ歯の健康な部分を蝕んでいくのです。
すると、隙間はどんどん大きくなり、詰め物や被せ物は取れてしまいます。

保険治療の詰め物や被せ物の保証期間は2年となっていますが、これは言いかえると、
自宅のケアだけでは二次虫歯を防ぐことは難しく、2年以上は保証ができない…という意味でもあるのです。
(ちなみにセラミックなどの自費治療でも5-7年の保証しかないところがほとんどです)

詰め物や被せ物が取れると、新しい詰め物や被せ物をすることになります。
この再治療の時、隙間からできた虫歯の部分を削らないといけないので、自分の歯の部分は小さくなります。
そもそも歯はとても小さなものですから、こういった再治療を繰り返していると歯そのものが無くなり
(もしくは使用不可能になり)、歯を失うことになるのです。

予防ケアをしなかった歯のライフサイクル

予防ケアをしなかった7歳:油断をしていて虫歯ができてしまったので、治療をして詰め物をする。
15歳:隙間から虫歯が進行し、詰め物をやり直す
25歳:さらに虫歯が進行し、神経を取って再治療をする
40歳:歯の根が腫れたので、詰め物を外して根の中を消毒し、被せものをする
50歳:根が割れてしまい、抜歯をする

自宅のブラッシングではとれない汚れなどを歯科院で綺麗に取り除く
予防ケアを受けていると、二次虫歯になるリスクはかなり低くなります。
次の図は、ある診療所が取ったデータなのですが、予防ケアをしなかった
場合と比べると、年齢を重ねることで大きな違いが出ることが分ります。

予防ケアをした歯のライフサイクル

予防ケアをした7歳:油断をしていて虫歯ができてしまったので、治療をして詰め物をする。
15歳:現状維持
25歳:現状維持
40歳:現状維持
50歳:再治療で、悪い部分を削り、詰め物をする

車や家を、こまめに手入れをしておけば、いつまでも快適で調子よく
使い続けることができるように、歯もきちんとケアをしておけば、
長く使い続けることができるようになるんですね。


それに、同診療所の調査によると、予防ケアを行った人の80歳までの生涯治療費は1,541,000円だったのに比べ、
予防ケアを行わなかった人の80歳までの生涯治療費は4,354,000円と、その差は実に3,113,000円もあったそうです。

自分の歯で生涯食事や会話を楽しめる喜び。
治療の痛みや通院のわずらわしさから解放される快適さ。
生涯治療費を安く抑え、自分や大切な人のために使える安心。
予防歯科を行うのと行わないのでは、人生の豊かさは大きく変わるのです。

私たちはリスク管理型の予防歯科に取り組んでいます。

同じように歯磨きをしていても、虫歯や歯周病にならない人と、なってしまう人がいますが、
これは人によってお口の中に抱えているリスクが異なるから。

お口の中にはたくさんの細菌が存在していますが、大きく分けると「虫歯を作るタイプ」と「歯周病を起こすタイプ」、
そして「その他」の3つにわけることができます。
これらの菌がお口の中でイタズラをして、虫歯や歯周病を起こしているのです。
ところで、同じように歯磨きをしているのに、虫歯や歯周病にならない人と、そうでない人がいるのは何故だと思いますか?

そのカギを握るのは唾液。
唾液には、最近のイタズラを防ぐ働きがあるのですが、そのためには質が良い唾液が十分量必要にがなります。
しかし、唾液の質と量には個人差があり、どんな質の唾液がどれくらい分泌されているのかで、
お口の中のリスクの大きさは決まるのです。

一般的に歯科医院では、どの患者様にも画一的な予防ケアが行われますが、
宝塚スミレデンタルクリニックでは唾液を検査し、その患者様が抱えているお口リスクを把握した上で、
そのリスクを減らしていくための予防プログラムを組み立てています。
これは言いかえれば、オートクチュールの予防歯科。
だから、虫歯や歯周病を防いでいけるクオリティの高い予防ケアができるのです。

プロにしかできないケアがある

「毎日、きちんと歯磨きをしていれば、予防歯科なんて必要ないんじゃないの?」

もしかして、そんな風に思われている方もいらっしゃるかもしれません。
大切な歯を守るために、毎食後しっかりと歯磨きをすることは大切なこと。
でも残念ながら、隅々まで磨いているつもりでも、どうしても歯ブラシの届きにくい所や汚れがたまりやすい所があります。

磨き残しの部分には、虫歯菌や歯周病菌が繁殖し、歯の表面に膜を張った「バイオフィルム」を作るのですが、
このバイオフィルムはとても丈夫なバリアーで、抗生物質や殺菌剤すらも跳ね返してしまうほど。
また、バイオフィルムは唾液中のカルシウムによって硬くなり、たったの2日ほどで歯石になり、
歯周病や虫歯のリスクを高めます。
このバイオフィルムも歯石も、一度できてしまうと、歯磨きでは取り除くことができません。
つまり自宅のケアではキレイにすることはできないのです。
細菌では歯石取りの道具も売られていますが、歯の裏側や隙間などの細部まで自分で取るのは難しいものです。
歯科医院では、専用の医療機器を使い、これらのバイオフィルムや歯石をキレイに除去します。
これがプロケアの必要な理由なのです。

>>バイオフィルムや歯石を取り除く方法

宝塚スミレデンタルクリニックの予防歯科プログラム

「どんなに素晴らしいものでも続けることができなければ、本当の効果は得られない」
これは、どんな分野にも当てはまることです。もちろん、予防歯科にも。

未来の快適で豊かな生活のために予防歯科を受けた方が良いことは分っていても、
今すぐ困っている訳ではないので、なかなか治療費をかけ続けるには抵抗がありますよね。

宝塚スミレデンタルクリニックでは、ずっと自分の歯で生活できる、快適で豊かな生活を手に入れていただくために、
ハイクオリティの予防歯科を継続して受け続ける低コストで受けられるよう、年間会員システムでの予防ケアを行っています。

特にお子さんの場合、乳歯は永久歯に比べ、エナメル質がやわらないので虫歯になりやすく、乳歯が虫歯になると、
その後に生えてくる永久歯が虫歯になる確率も高くなりますので、是非、年間会員システムのKIDS CLUBをご活用ください。

>>KIDS CLUBの詳しい内容はこちら